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Vol.59 X線画像と電子カルテ連動編

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U6 6U  PetCommunicationsPress Vol.59  2006.6.30
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・「動物病院業界IT革命への道!!」vol.55
  〜X線画像と電子カルテ連動編〜
・おいしいお知らせ
・ひとこと(^o^)丿

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 こんにちは、ペットコミュニケーションズ(株)の南埜です。ワールド
 カップは期待していただけにチョット残念な結果でした。世界との技
 術力の差を感じさせられました。井の中の蛙でしょうか。私たちの活
 動も井の中の蛙にならぬように、日々勉強していく必要を感じます。
 蒸し暑い季節ですが、気合を入れてがんばりましょう。
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■「動物病院業界IT革命への道!!」vol.55
  〜X線画像と電子カルテ連動編〜
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電子カルテの導入にあたり、画像データのディジタル化は必須となって
おりますが、今回は、X線撮影による画像のディジタル化に使われる、
CR、DR、フィルムディジタイザについて調べてみましょう。

CR装置は、フィルムの性能を維持したまま画像のデジタル化を目的とし
た装置で、フィルムに代わる2次元 X線センサーであるIP(Imaging 
Plate;X線照射エネルギーを蛍光体の結晶に蓄積する機器)を設置して
撮影を行います。碁盤の目のように区画された一つ一つの目(ピクセル
)の中に画像の濃淡を数値として記憶させます。撮影後、このIPを画像
読み取り装置にかけて、電気信号に変換し、画像処理を行います。

DRは、フラットパネル型の X線イメージセンサーであるFPD(Flat Panel
 Detector:平面検出器)を利用した装置です。
X線の強弱を電気信号に変換する変換膜と電気信号を読み取る薄膜トラン
ジスタ(TFT)により画像処理を行います。デジカメと同様の仕組みです。
CCDの解像度向上により性能向上が図れています。

CR、DR共にフィルムレス診断が実現できるわけですが、高精細ディスプ
レイ等の設備がない場合、フィルム出力が必要となり、結果的には、コ
ストアップになっているケースもあります。

ディジタイザは、フィルムを読取る高精細のスキャナです。グレースケ
ールでの読取で、データ容量を抑えることにより読取速度を向上してお
ります。アナログフィルムの濃淡を忠実に再現できるのでディジタル編
集の仕方により、CR、DRとは異なり、画像の微調整が可能になる場合が
あります。現行の現像設備をそのまま利用できるので、フィルムの追加
出力は不要となります。

それぞれ、画像をディジタル化した後は、電子カルテとの連動が可能と
なります。しかしながら、オリジナルの画像データは非圧縮では5MB程
度となり、通常の電子カルテLAN上に伝送させると、ネットワーク交通
量が大きくなり、受付他の業務への影響を与える場合があります。その
ため、電子カルテ上には、照会する為のサムネイル画像程度を表示させ、
詳細を確認したい場合のみ、画像参照ビューワーにてオリジナルの画像
を参照する場合が一般的です。

モダリティが増加したり、データ量が膨大になると、PACSシステムの導
入により、電子カルテとPACSシステムとの連動も行われることもありま
す。

弊社では、AhmicsV4を動物病院様の顧客満足度向上、及び医療技術向上
用のツールとして開発しておりますが、情報の活用、共有化を、効率的
に、かつ、判りやすく進めるために、X線画像のデータ管理と電子カルテ
の連動もご検討ください。

X線フィルムディジタル化ページもご覧ください。
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★☆ひとこと☆★(南埜)
6月末は3月末決算会社の株主総会真っ盛りです。好業績の企業が多く
概ねスムーズに進行したようです。しかし、公器としての企業の意識
が不足している事例が大きく取り上げられたシーズンでもありました。
弊社も他山の石として、社会にお役立ちを意識して活動していきたい
と考えております。まだまだ力不足ですが、これからも、よりよいサ
ービスの展開の為、精一杯努力いたしますので、ご指導ご鞭撻をよろ
しくお願いいたします。
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今回のメルマガについてのご質問等は以下のアドレスまで・・・
⇒⇒⇒ info@ahmics.com

マイクロチップ推進クラブ
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X線フィルムディジタル化ページ
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PCM研究会ホームページ(コラムページ)
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弊社ホームページ作成サービス
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