2016年7月24日(日)の獣医向けのハンズオンセミナーは
おかげさまで、盛況の内に終了いたしました。次回開催にお申込をお願い致します。
今回の実習課題の完成画像です。
初回参加の先生には、セミオート、マルチレイヤの基礎実習をしていただき
複数回参加の先生にも、復習を兼ねて、精度アップ頂きました。
「3DCTのマルチレイヤー法 基礎編」 左からマルチレイヤー完成例、各レイヤー分解、マルチレイヤー組合せです。
クリックいただくと拡大表示いたします。
◆セミナー概要
◆内容
11時から18時過ぎまでみっちり実施です。
谷浦督規先生による「VAZE機能活用事例 症例と手術事例、読影注意点」は、VAZEの機能の優位性のご説明と、先生の学会症例など実務に沿った内容となり、診断の注意点とCTの有利性を含めてご説明いただきました。また、CTのメーカー別特性、再構成関数、造影タイミングなど重要な要件ではありますが、獣医療では周知されておらないノウハウも解説いただきました。
お昼を食べながら、弊社南埜による「VAZE基本機能と操作説明」は「肺抽出事例」を使い、VAZE機能のご説明とカラーマップの概念説明とWL/WWによる変化、また操作で悩まれるレイヤー操作の留意点です。
その後はいよいよ、「ハンズオン実習」です。皆さん、集中して学習いただき、骨格・腹部臓器・腫瘤・血管・脾臓・肝臓の抽出含む3D構築を試行錯誤しながら完成していただきました
今回は初参加の先生が多く、基本操作を元に丁寧に構築を実践いただきました。また、複数回参加の先生は、新しい症例データでの実践を行ったいただきました。複数回参加であっても、復習かねての実践でさらにレベルアップすることができたとご意見いただいております。
終了後のアンケートでは、是非活用したい。他の方にも紹介したいといったご意見がほとんどでした。
最後に、今回参加された先生の実症例を元に、診断と検査についてのレビューを確認いただきました。2Dビューワと3Dビューワでの読影により診断のポイントとその対策など、多岐にわたるディスカッションもあり、谷浦先生のノウハウを余すところなくご説明いただきました。
インフォームドコンセントへの活用だけでなく、診断と検査の要否判断などのポイントが実感できたのではないでしょうか。
谷浦督規先生、ご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。