2017年11月26日(日)の獣医向けのハンズオンセミナーは
おかげさまで、終了いたしました。次回開催にお申込をお願い致します。
今回の実習課題の完成画像です。
初めての福岡でのハンズオンセミナーとなりました。Ahmics-VAZEとCTポジショナーをご導入いただいている、「香椎ペットクリニック」様のセミナールームをお借りし実施いたしました。3DCTマルチレイヤー構築を実践頂きました。
左から「3DCTのマルチレイヤー」完成例、「3DCTのマルチレイヤー分解図」、CTポジショナー実習のポジショナーの装着状況確認の3D画像です。(クリックいただくと拡大表示いたします。)
◆セミナー概要
◆内容
香椎ペットクリニック様では、東芝の80列CTと、谷浦式CTポジショナーを導入されておられるので、病院のモデル犬を使用しての実習を予定に組み込みました。カリキュラムが満載なので、11時から17時過ぎまで短時間に集中実施です。
谷浦督規先生による「VAZE機能活用事例 症例と手術事例、読影注意点」は、VAZEの機能の優位性のご説明と、先生の学会症例など実務に沿った内容となり、診断の注意点とCTの有利性を含めてご説明いただきました。
弊社南埜による「VAZE基本機能と操作説明」は「肺抽出事例」を使い、VAZE機能のご説明とカラーマップの概念説明とWL/WWによる変化、ドリリングモードの使用法。また操作で悩まれるレイヤー操作の留意点です。
また、谷浦先生より「谷浦式CTポジショナー」の使用ポイントをご説明いただき、その後はいよいよ、「ハンズオン実習」です。
今回は「3DCTのマルチレイヤー法 基礎編」を実践いただきました。骨格・腹部臓器・腫瘤・血管・脾臓・肝臓の抽出だけでなく、難度の高い、カラーマップの編集ポイントを含む3D構築のノウハウも細部に渡りご説明いただきました。ノウハウ満載で、時短での構築ができたようです。
CTポジショナーの装着説明は、弊社清水が実施し、病院のモデル犬で実演いたしました。無麻酔CT撮像も、インジェクタを使った、ダイナミックCT撮像にチャレンジしていただきました。動脈相、門脈相、平衡相も、設定により、簡単に撮像できることも経験いただけたのではないでしょうか。