2018年12月16日(日)の獣医向けのハンズオンセミナーは
おかげさまで、終了いたしました。次回開催にお申込をお願い致します。
前回のセミナーから、谷浦先生CT撮像講座 造影剤理論を学ぶ「造影CTの基礎から応用まで」
をシリーズ化して併設いたしております。
ご参加いただいた先生は、3施設3名(初参加 2名と複数参加 1名)となりました。初参加の先生には、セミオート、マルチレイヤの基礎実習と、複数参加の先生には、複数症例での経験値アップと合わせ、ビューワー機能、MIPリスライスなど、種々機能の理解もいただきました。
今回の実習課題の完成画像です。
左から「胸部の3DCT描出法」完成例、「胸部の3DCT描出 肺メタ」、「門脈相HCC MIP表示と3D表示」です。クリックいただくと拡大表示いたします。
◆セミナー概要
◆内容
いつもの通り、11時から17時頃まで短時間に集中して、みっちり実施です。
まずは、谷浦督規先生による「ダイナミックCTによる読影ポイント、造影剤理論解説」をご講演いただきました。初回参加の方の為に、第一回の「造影剤の種類(濃度)の使い分け・注入速度について」を中心に、プラスアルファとして第二回の「造影剤のタイミング・ダイナミックCTの必要性」の重要ポイントのみご案内いただきました。続いて、谷浦督規先生「VAZE機能活用事例 症例と手術事例、読影注意点」は、VAZEの機能の優位性のご説明と、先生の学会症例など実務に沿った内容となり、診断の注意点とCTの有利性を含めてご説明いただきました。
お昼を食べながら、弊社南埜による「VAZE基本機能と操作説明」は初参加の先生に合わせ「肺抽出事例」を使い、VAZE機能のご説明とカラーマップの概念説明とWL/WWによる変化、ドリリングモードの使用法。また操作で悩まれるレイヤー操作の留意点です。
その後はいよいよ、「ハンズオン実習」です。
初参加の先生には、3D構築を一症例に集中しての実習でした。肺抽出はすぐ完成しましたので、同一症例を復習しつつ、病院に戻っても一人で作れるように繰り返し実践いただき、臓器抽出のコツを体感いただきました。また、複数参加の先生には、別症例データでの繰り返し復習と共に、ビューワー機能の実習と合わせ、3DビューワーからMIPでの読影、リスライスなどの機能を体感いただきました。
最後に、無麻酔CT撮像ポイントの説明をしていただきCTポジショナーの活用についてもご説明いただきました。
盛りだくさんの内容で時間いっぱいでした。皆さんも次回以降の継続参加のご希望をいただいております。