2023年10月14日(土)の獣医向けのハンズオンセミナーは
おかげさまで、終了いたしました。次回開催にお申込をお願い致します。
コロナウイルス蔓延の影響で2019年より中止しておりましたが、やっとハンズオンセミナーを開催できることになりました。今回、ご参加いただいた先生は、5施設7名となりました。内、初参加は6名でしたので、基礎講座では、CT読影から3Dビューワを活用した手術シミュレーションの事例のご案内と共に。3Dデータの画像演算のご説明と部位・条件による活用例をご紹介させていただきました。また、久しぶりの開催でもありましたので、弊社社員の研修も兼ねて合計11名でのハンズオンとなりました。
初参加の先生には、セミオート、マルチレイヤの基礎実習をしていただきました。
今回の実習課題の完成画像です。
左から「3DCTのマルチレイヤー法 基礎編」完成例、「3DCTのマルチレイヤー分解図」です。
クリックいただくと拡大表示いたします。
◆セミナー概要
◆内容
久しぶりの開催でしたが、11時から17時頃まで短時間に集中して、みっちり勉強いただきました。
谷浦督規先生による「VAZE機能活用事例 症例と手術事例、読影注意点」は、VAZEの機能の優位性のご説明と、先生の学会症例など実務に沿った内容となり、診断の注意点とCTの有利性と共に、CT読影から3Dビューワを活用した手術シミュレーションの事例のご案内を含めてご説明いただきました。また、レイヤー抽出の為に必須となる画像演算について、部位・条件によりどの手法を使うべきかなど、事例を交えてご説明いただきました。
お昼を食べてながら、弊社南埜による「VAZE基本機能と操作説明」です、初参加の先生に合わせ「肺抽出事例」を使い、VAZE機能のご説明とカラーマップの概念説明とWL/WWによる変化、ドリリングモードの使用法。また操作で悩まれるレイヤー操作の留意点です。
その後はいよいよ、「ハンズオン実習」です。
3D構築を一症例に集中しての実習でしたが、セミオートを繰り返し実践いただき、少ないスライス選択で臓器抽出できることを体感いただきました。また、門脈抽出を事例に、当該部位選択後の拡張と、当該部位以外選択後の減算とのデータの違いなど、造影の状態による、レイヤーの加減算の選択ノウハウもご教授いただきました。プレゼン用のビデオ作成も簡単に作成できることを体感いただきました。
次に、谷浦先生より「無麻酔CT撮像への取り組み事例」をご講演いただき、無麻酔CT撮像ポイントの説明をしていただきました。未導入の施設様では、CTをさらに活用するために導入を前向きに検討したいとのお言葉もいただいております。