2024年5月25日(土)の獣医向けのハンズオンセミナーは
おかげさまで、終了いたしました。次回開催にお申込をお願い致します。
2024年の第一回のハンズオンセミナーです。昨年は2回の実施でしたが、今年は3回予定しております。今回、ご参加いただいた先生は、3施設5名となりました。また、弊社社員の研修も兼ねて合計8名でのハンズオンとなりました。皆様初参加でしたが、自施設でAhmics-VAZEの基本操作をご理解いただいておりましたので、基礎講座では、CT読影から3Dビューワを活用した手術シミュレーションの事例のご案内と共に。3Dデータの画像演算のご説明と部位・条件による活用例と合わせて、カラーマップの基礎的なご説明。また、通常のDICOビューワでは実現できない、VAZEならではの2Dビューワの機能とともに、活用方法もご説明させていただきました。
初参加の先生には、セミオート、マルチレイヤの基礎実習で、読影のポイントの理解とともに、3D構築のコツをつかんでいただきました。
今回の実習課題の完成画像です。
左から「3DCTのマルチレイヤー法 基礎編」完成例、「3DCTのマルチレイヤー分解図」です。
クリックいただくと拡大表示いたします。
◆セミナー概要
◆内容
春らしい心地よい気候ではありましたが、11時から17時頃まで短時間に集中し、熱気に包まれた部屋でみっちり勉強いただきました。
谷浦督規先生による「VAZE機能活用事例 症例と手術事例、読影注意点、3D構築留意点」は、VAZEの機能の優位性のご説明と、先生の学会症例など実務に沿った内容となり、診断の注意点とCTの有利性と共に、CT読影から3Dビューワを活用した手術シミュレーションの事例のご案内を含めてご説明いただきました。また、レイヤー抽出の為に必須となる画像演算について、部位・条件によりどの手法を使うべきかなど、事例を交えてご説明いただきました。
お昼を食べてながら、弊社南埜による「VAZE基本機能と操作説明」です、初参加の先生に合わせ「肺抽出事例」を使い、VAZE機能のご説明とカラーマップの概念説明とWL/WWによる変化、ドリリングモードの使用法。また操作で悩まれるレイヤー操作の留意点です。
今回は皆さまが、Ahmics-VAZEの基本操作をご理解いただいておりましたので、さらに、カラーマップの基礎的なご説明。また、通常のDICOビューワでは実現できない、VAZEならではの2Dビューワの機能とともに、活用方法もご説明させていただきました。
その後はいよいよ、「ハンズオン実習」です。
3D構築を一症例に集中しての実習でしたが、セミオートを繰り返し実践いただき、少ないスライス選択で臓器抽出できることを体感いただきました。また、門脈抽出を事例に、当該部位選択後の拡張と、当該部位以外選択後の減算とのデータの違いなど、造影の状態による、レイヤーの加減算の選択ノウハウもご教授いただきました。肝臓抽出を例に臓器抽出手法のコツもわかりやすく説明いただきました。プレゼン用のビデオ作成も簡単に作成できることを体感いただきました。
今回は、2024年1月より販売いたしました、CTポジショナーの大型犬用の追加部品も展示とともに、谷浦先生より、装着のポイントもご説明いただきました。早速、ご参加の先生より是非導入を検討したいとのお言葉もいただいております。
CTポジショナーの大型犬用部品です。